【フィギュア】2023年の世界選手権は埼玉で開催!日程や日本代表選手は?

【フィギュア】2023年の世界選手権は埼玉で開催!日程や日本代表選手は?

2023年3月22日より開幕する世界フィギュアスケート選手権大会が、4年ぶりに日本で開催されます。

今大会の日本代表選手は昨年12月に行われた全日本フィギュアスケート選手権大会後に発表され、今大会に出場予定の男子シングル・宇野昌磨選手と女子シングル・坂本花織選手は世界選手権2連覇に挑むことになります。

そこで今回は、埼玉で開催される世界選手権 フィギュアの競技日程や日本人出場選手、歴代日本人入賞者についてまとめてみました!

ISU 世界フィギュアスケート選手権大会 2023の概要

  • 英語表記:World Figure Skating Championships 2023
  • 日程:2023年3月22日(水)~3月26日(日)
  • 開催地:日本・埼玉県さいたま市
  • 開催会場:さいたまスーパーアリーナ
  • 競技種目:男子シングル/女子シングル/ペア/アイスダンス

今大会で113回目となる世界選手権 フィギュアは、国際スケート連盟が主催するフィギュアスケート単独の大会としては最大規模となり、オリンピックと同等レベルの大会です。本大会の成績で次回の世界選手権の出場枠が決まり、翌年にオリンピック開催の場合はオリンピックの出場枠も決定します。

ISU 世界フィギュアスケート選手権大会 2023の競技日程

前回のモンペリエ大会では日本との時差が8時間ありましたが、今回は日本開催となるので、時差がなく観戦できるのは嬉しいですね。

日付け種目時間課題競技
3月22日(水)ペア10:00ショートプログラム
氷上オープニングセレモニー14:10
女子シングル14:50ショートプログラム
3月23日(木)ペア10:00フリースケーティング
男子シングル14:50ショートプログラム
3月24日(金)アイスダンス10:45リズムダンス
女子シングル17:20フリースケーティング
3月25日(土)アイスダンス12:30フリーダンス
男子シングル17:20フリースケーティング
3月26日(土)エキシビション15:00

 

ISU 世界フィギュアスケート選手権大会 2023日本代表出場選手

各国の出場枠は、前年の世界選手権での順位ポイント(種目別)によって決まり、今大会の日本の出場枠は、男子シングル3枠、女子シングル3枠、ペア3枠、アイスダンス1枠の計10枠となります。

男子シングル

まずは2022年12月に開催された全日本フィギュアスケート選手権大会の優勝選手である宇野昌磨選手が選出。山本草太選手は全日本選手権では5位でしたが、グランプリファイナルで2位だったことが評価され、今大会の日本代表に選出されました。

選手名年齢所属全日本選手権
宇野昌磨25歳トヨタ自動車1位
友野一希24歳上野芝スケートクラブ3位
山本草太23歳中京大学5位

 

女子シングル

女子シングルも同じく全日本選手権を制し世界選手権2連覇を狙う坂本花織選手が選出。三原舞依選手は全日本選手権で2位、グランプリファイナルで優勝したことで選出。渡辺倫果選手はグランプリシリーズのカナダ大会で優勝、グランプリファイナル進出も果たしたことで選出されました。

選手名年齢所属全日本選手権
坂本花織22歳シスメックス1位
三原舞依23歳シスメックス2位
渡辺倫果20歳法政大学12位

 

ペア

フライトの大幅遅延とロストバゲージの不運が重なり、全日本選手権は欠場となった「りくりゅう」こと三浦璃来・木原龍一組ですが、グランプリファイナルを制したことが評価され、今大会の代表選手に選ばれました。本来、日本は3枠獲得していますが、ペアは日本国内で普及が遅れている種目であるため、今回の出場は1組となります。

選手名年齢所属全日本選手権
三浦璃来・木原龍一21歳/30歳木下グループ

 

アイスダンス

「かなだい」こと村元哉中・高橋大輔組は昨年末の全日本選手権で初優勝を飾り、世界選手権 フィギュア出場の切符を手に入れました。

選手名年齢所属全日本選手権
高橋大輔・村元哉中36歳/29歳関西大学KFSC1位

 

ISU 世界フィギュアスケート選手権大会の歴代日本人入賞者一覧

日本はこれまでに男子シングルで金メダル4つ、銀メダル11つ、銅メダル5つ、女子シングルで金メダル9つ、銀メダル5つ、銅メダル7つ、ペアでは銀メダル1つ、銅メダル1つ、総合計43個のメダルを世界フィギュアスケート選手権大会で獲得しています。

男子シングル

男子シングルでは羽生結弦選手が日本人最多メダル獲得選手で、金2つ、銀3つ、銅2つの計7つのメダルを世界選手権で手にしました。

開催地成績選手名当時の年齢
1977年東京3位佐野稔21歳
2002年長野3位本田武史21歳
2003年ワシントンD.C.3位本田武史22歳
2007年東京2位髙橋大輔21歳
2010年トリノ1位髙橋大輔24歳
2011年モスクワ2位小塚崇彦22歳
2012年ニース2位髙橋大輔26歳
3位羽生結弦17歳
2014年さいたま1位羽生結弦19歳
2015年上海2位町田樹24歳
2016年ボストン2位羽生結弦21歳
2017年ヘルシンキ1位羽生結弦22歳
2位宇野昌磨19歳
2018年ミラノ2位宇野昌磨20歳
2019年さいたま2位羽生結弦24歳
2021年ストックホルム2位鍵山優真17歳
3位羽生結弦26歳
2022年モンペリエ1位宇野昌磨24歳
2位鍵山優真18歳

 

女子シングル

女子シングルでは浅田真央選手が金3つをはじめとする計5つのメダルを世界選手権 フィギュアで獲得し、日本人最多メダル獲得数を誇ります。(アジア人初の女子シングル3回優勝を記録)

 

開催地成績選手名当時の年齢
1979年ウィーン3位渡部絵美19歳
1989年パリ1位伊藤みどり19歳
1990年ハリファックス.2位伊藤みどり20歳
1994年千葉1位佐藤有香21歳
2002年長野3位村主章枝21歳
2003年ワシントンD.C.3位村主章枝22歳
2004年ドルトムント1位荒川静香22歳
2006年カルガリー2位村主章枝25歳
2007年東京1位安藤美姫19歳
2位浅田真央16歳
2008年イエテボリ1位浅田真央17歳
2009年ロサンゼルス3位安藤美姫21歳
2010年トリノ1位浅田真央19歳
2011年モスクワ1位安藤美姫23歳
2012年ニース3位鈴木明子27歳
2013年ロンドン3位浅田真央22歳
2014年さいたま1位浅田真央23歳
2015年上海2位宮原知子17歳
2018年ミラノ2位樋口新葉17歳
3位宮原知子18歳
2022年モンペリエ1位坂本花織22歳

 

ペア

ペアでは過去に2組がメダルを獲得していますが、三浦璃来・木原龍一組は日本人同士のペアで初の表彰台に立ちました。前回大会での三浦璃来・木原龍一組の快挙により、今大会のペアの枠は3枠に増えました。

開催地成績選手名当時の年齢
2012年ニース3位高橋成美/マーヴィン・トラン20歳/21歳
2022年モンペリエ2位三浦璃来/木原龍一21歳/30歳

 

まとめ

今回は、男女シングルで2連覇がかかる世界選手権 フィギュアの競技日程や日本人出場選手、歴代日本人入賞者についてまとめてみました。

ここ20年ほどでフィギュアスケート強豪国の仲間入りを果たした日本。日本国内でもフィギュアスケートファンは増える一方ですよね。

今大会は日本開催ということで、観戦もしやすく、例年以上に盛り上がるのではないでしょうか。今大会でも日本人選手の活躍に期待しましょう!