パチンコは日本でも特に大きな娯楽産業の一つです。日本のパチンコ市場は14兆6,000億円(パチンコ8.2兆円、パチスロ6.4兆円)と、娯楽産業全体の4分の1を超える数字です。しかし一方で、高齢化社会、新型コロナウイルスの蔓延、禁煙が進んでいることからパチンコ市場は縮小気味となっています。
この記事ではパチンコの歴史、パチンコ業界の動向について紹介します。
パチンコを始めたばかりの方は、初心者パチンコ講座でパチンコについて学んでみるのもいいかもしれません。
パチンコの歴史
日本独自の大衆娯楽ともなっているパチンコは、大正時代に米国から輸入されたゲーム「コリンとゲーム」または、ヨーロッパから輸入された「ウォールマシン」だと言われています。当初パチンコは、子供向けの遊具で、釘を並列しただけのものでした。大人の間では当時の通貨である、一銭銅貨を用いた「一銭パチンコ」も行われていました。
進むパチンコ離れと、カジノ産業への移行
上記でも触れたように、パチンコ産業は現在縮小し続けています。2021年のパチンコ市場が14兆6,000億円。前年比では、±0となっていますが、10年前の2011年は18兆8,900億円で、10年間で4兆円市場が小さくなっていることがわかります。
しかし、パチンコ離れが進んでいるからといって今後も縮小していくか、といえばそうとも言えません。それは2016年に成立した「IR推進法案」、通称”カジノ法案”の影響を大きく受けるとされているからです。
IR法案ではショッピングモールやホテル、レストラン、カジノなどのあらゆる施設を統合した複合観光施設の建設を進めています。長年日本国内で禁止されていたカジノが解禁されることもあり、大きな注目を集めることとなりました。カジノと親和性の高いパチンコ業界にも、多くの人が流れてくることが期待されています。
24時間いつでも楽しめるオンラインパチンコ
市場の縮小が進むパチンコ業界で、オンラインへの移行を目指す企業もあります。新型コロナウイルスの蔓延によって、営業停止を余儀なくされたパチンコ業界ですが、その中でも事業を継続できるようオンラインパチンコを提供して新たな活路を見出そうと取り組んでいます。
まとめ
日本を支える産業にもなっているパチンコ業界。人口減少や禁煙が進んだことから市場規模が縮小していますが、カジノ法案は大きなビジネスチャンスとなることでしょう。またオンラインパチンコへの移行で、現在は自宅でも24時間楽しめるようになりました。
無料でプレイできるオンラインパチンコも存在しますので、気になる方はぜひ一度遊んでみてください。