昨シーズンのオリックスは45勝68敗で2年連続の最下位に沈み、6年連続のBクラスとなりました。
開幕直後から敗戦が続き、8月には西村徳文監督が辞任することとなりましたが、その時点で新シーズンに向けてのチーム作りに舵を切ることに。
中嶋監督代行就任直後には西武ライオンズに3連勝し、チームの雰囲気が大きく変わります。
それ以前は大量失点による大敗が多かったところ、監督交代後はその数を減らし、中嶋監督代行のもとで「勝つ野球」に取り組んだ成果といって良いでしょう。
そこで今回は、1996年以来のリーグ優勝を狙うオリックスの2021年シーズンを、スタメンや先発から予想していきます！
それではさっそくみていきましょうー。
【2021】オリックスのスタメン予想
2021年オリックス今シーズンのスタメン予想はズバリこちら。（野球好き筆者の予想になります）
まず、昨シーズンのオリックス打線は長打が少なく、得点力を上げることが必要です。
そこに楽天から1年での出戻りとなるロメロ選手が獲得できたことは非常に大きいですよね。
長距離砲が不足していたところ、昨シーズン24本塁打を放ったロメロ選手が入り、打率.350で首位打者に輝いた吉田選手を4番に。
メジャーリーグで通算282本塁打を記録している来日2年目のジョーンズ選手を5番にすれば強力クリーンアップの誕生です。
下位打線には本塁打16本のT-岡田選手と、本塁打12本のモヤ選手を並べてダブルクリーンアップを形成しました。
開幕投手には、山本由伸投手を予想。
昨シーズンは奪三振王を獲得し、自他ともにエースとして認められました。
投手のコマが揃っているところに打線に軸が通ったことから、上位も十分狙える戦力といえるでしょう。
2020年シーズン開幕でのスタメン一覧は次の通りでした。
- （一）T-岡田
- （指）ロドリゲス
- （左）吉田正尚
- （右）ジョーンズ
- （三）中川圭太
- （二）大城滉二
- （捕）若月健矢
- （遊）安達了一
- （中）後藤駿太
開幕投手 山岡泰輔
昨シーズンは2年連続でパ・リーグ最下位の442得点と打撃力不足に悩まされ続けました。
開幕投手だった山岡投手が左内腹斜筋の筋損傷で離脱したことも響き、史上初の同一カード6連敗と不名誉な記録まで残してしまいました。
[quads id=6]【2021】オリックス戦力分析
2021年のオリックス戦力分析を下記にまとめました↓
| 打撃力 | モヤ選手、ジョーンズ選手、吉田選手と実績のある選手が中心であり、1番打者固定が急務。
宗選手、福田選手、中川選手などを1年間固定してもらいたい。 |
| 守備力 | 安達選手を中心とした内野陣は穴も少ないが、故障がちであり、紅林選手を試すなど将来に向けて取り組む必要有。 |
| 投手力 | 山岡選手、山本選手の2本柱が今年も安定を期待。
田島選手が二桁勝てるようになると上位期待できる。 能見選手、平野選手が入団したことで若手成長への相乗効果も期待大。 |
| 機動力 | 盗塁数が絶対的に少ない上、走塁も次の塁へのチャレンジも少ない。
機動力の意識付けが必須。 |
| 選手層 | 誰がレギュラーになってもおかしくない陣容であるがその反面絶対的なレギュラーも少ないといえる。 |
【2021】オリックス開幕戦での先発投手やローテーション
2021年シーズンのオリックス先発ローテーション予想は次の通りです。
- 山本由伸
- 山岡泰輔
- 田嶋大樹
- 山崎福也
- 榊原翼
- 増井浩俊
奪三振王のエース山本投手と、2019年に最高勝率のタイトルを獲得している山岡投手。
この2人を軸にローテーションを回していけば、安定した成績を残せそうな投手陣です。
昨シーズン3年目で初めて規定投球回に到達した田嶋投手の台頭もあり、非常に期待が持てる顔ぶれです。
20代中心の投手陣で安定感に不安はありつつも、若さによる勢いが後押しすれば大いに活躍できますよね！
[quads id=6]オリックスの注目選手は？
オリックスの注目選手は田嶋大樹選手です。
昨シーズンは4勝6敗と思うような成績を残せませんでしたが、シーズン終盤まで防御率争いで上位にランクインしていました。
高校時代には甲子園出場、社会人時代には侍JAPANにも選出され、素質は十分です。
ストレートは150キロに満たないことが多いですが、持ち前の肩甲骨の柔らかさ、腕のしなりによって繰り出されるストレートは球速以上に感じるでしょう。
規定投球回数をクリアした自信も加わり、今シーズンは投手陣の柱の1人として活躍してくれることを期待しています！
[quads id=6]まとめ
今回は、
2021年オリックスバッファローズのスタメン選手を予想！開幕戦の先発投手やローテーションについても！
といった内容を紹介しました。
昨シーズン途中からオリックスは中嶋監督代行となり、二軍で指導していた選手を一軍でプレーさせ経験を積ませていました。
それが今シーズンに花を開く可能性が十分あります。
課題だった得点力不足も、ロメロ選手を中心とした長打力のあるバッターが解消してくれそうです。
投打がうまく噛み合い、若い選手たちが経験を実力に変えることことができれば、Aクラス入りも難しくはないですよね。
今季は、昨年の最下位から一気に優勝争いに加わっていけるか注目して見ていきましょう！
最後までお読みいただきありがとうございました。
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