少額でFXをしていたとしても、リスク管理は大切です。少し目を離したすきに、急に値下がりすることもあります。
この記事では以下のことについて詳しく話します。
読むと分かること:
- なぜリスク管理が大切?
- MT5(メタトレーダー5)で実戦できるリスク管理法
この記事を読んで、リスクを回避できるFX上級者になりましょう。
なぜ適切なリスク管理が大切?
投資すべてに言えることですが、次見たときには価値がどうなっているかは、誰も分からないからです。
予測はできても、予測しえなかった自然災害が起きて価値が下がることもあります。
たしかにFXは株に比べて、急激に下がることは少ないです。法定通貨は国が管理しているため、値動きが安定するよう働きかけるでしょう。
ただし一方で、株はその企業活動を調べればいいですが、FXは国という膨大な歴史、文化、経済を見る必要があります。
デモの兆候や国をあげてのイベントなど。その国で暮らしている人のみ、見えてくることもあるでしょう。
またFXは「証拠金」というお金を担保にして、本来なら取引できない金額で投資できます。つまり値が上がったときと下がったときの幅も広くなるというわけです。
例えば、1万円の証拠金を入れて、2万円相当の取引をしていたとします。そこで1万円が5,000円へと値下がりしたとしましょう。2万円相当の取引だったため、失うのは5,000円ではなく同じく50%ダウンの1万円です。
MT5でできるFX取引のリスク管理
MT5を使ってリスク管理できます。方法を学ぶことで、損失を防ぎましょう。
- 想定利益と損失を計算する
インジケーター(指標)を使うと、入金したときの価格との差だけでなく、想定する利益額・損失額を表示してくれます。自分でいつ売買するかを判断することが可能です。
- ロスカット機能を使う
既に「強制ロスカット(損切り)」といい、これ以上の損失を防ぐために自動的に発動するシステムがあります。それとは別に自分で自動的にロスカットするタイマーをつけることも可能です。
- 国時間を表示する
国によって時差があるため、取引が活発な時間が違います。取引している国の時間が書いてあるインジケーターを取り入れてください。すると値動きが激しい時間帯を目視で把握できます。