今年10年目を迎えた、日本最大規模のインディーゲームの祭典「BitSummit X-Roads(ビットサミット クロスロード)」が、8月6〜7日に京都市で開催されました。今年は、入場者を迎えての開催ということもあり、大盛況だったようです。初開催だった2012年は200名ほどだった来場者も、年々増え続けて2018年には1万1千人を超える大きなイベントに成長しました。
ここからもわかるように、近年にわかにインディーゲーム界隈が活気を帯びてきているんです!
インディーゲームとは
そもそも、インディーゲームの「インディー」とは、英語の「Independence」を短くした言い方で、大手の会社や系列に属さず、少人数・低予算で制作されたゲームのことを指します。「インディーズゲー厶」とも言われますが、こちらは和製英語だそうです。
現在は、国内外のインディーレーベルのゲームのクオリティが高くなり、良質で面白いゲームが増えてきています。大手ゲームサイトでも、このインディーゲームで話題の新作ゲームを定期的に紹介していたりもします。
インディーゲームの2つの魅力
①クリエイター独自の魅力
クリエイター自身が作りたいゲームを自由に作ることができるので、独創性や芸術的なアイデアが詰め込まれたゲームが生まれまるのが、インディーゲームの魅力の1つです。そのため、クセの強いゲームなどもあり、中毒性が高く一度ハマってしまうとなかなか抜け出せません。
一方で業界大手のゲーム会社では、たっぷり予算をかけられますが、万人受けする完成度の高い作品を求められます。そのため、ずば抜けてクセのあるゲームに出会える確率は少なく、価格も高めになってしまいますよね。
②低価格で気軽に遊べる
インディーゲームのもう1つの魅力は、低価格で気軽に遊べる点でしょう。ワンコイン以下で購入できるゲームもあり、お試し感覚で購入できます。またクリアや結末までの時間も短かったりするので、サクッと遊ぶことができます。ちなみに、現在は年間に9,000タイトル以上のインディーゲームが発表されているそうです。ものすごい数ですね。
まだインディーゲーム沼を知らないあなたへ
まだインディーゲームをプレイしたことの無い方がいらっしゃるなら、ぜひ新しい冒険をおすすめします。Steam ゲーム内のインディーゲームには、無料でできるゲームやデモ版なんかもあり、短いストーリーではあるものの体験するにはおすすめです。最近話題になった、リアルな仕草の猫ゲーム「Stray」もインディーレーベルが開発したゲームです。そんな大穴的なゲームに出会えるのもインディーゲームの魅力です。ぜひ、あなたもインディーゲームの沼を覗いてみてください。素敵な出会いがあるかもしれませんよ!