新型コロナウイルスが季節性インフルエンザと同じ5類相当となり、海外旅行も行きやすくなりましたよね。
ハワイや韓国など、近場が飛行機代も安く人気の旅行先ですが、ヨーロッパも根強い人気がありますよね。とはいえ、円安でなかなか気軽にいくことができないのも事実、、、。
そこで今回は海外旅行 安い国 ヨーロッパをまとめ、今後の旅行の参考にしてみてくださいね!
物価が安いヨーロッパの国・地域トップ3
ヨーロッパ旅行を安く済ませるには、基本的には物価が安い国を選ぶことが効果的です。
そこで今回はマーサーが住居費や交通費、日用品、娯楽費用などを含む200品目以上の価格を調査し、公表した『2023年 世界生計費調査』をもとに、2023年7月時点でのヨーロッパにおける物価が安い国をランキング形式で紹介します。
1位:サラエボ(ボスニア・ヘルツェゴビナ)
海外旅行 安い国 ヨーロッ都市1位はボスニア・ヘルツェゴビナの首都、サラエボです。
ボスニア・ヘルツェゴビナは、東南ヨーロッパのバルカン半島北西部に位置しており、クロアチア、モンテネグロ、セルビアと隣接しています。
首都サラエボの観光スポットには、サラエボ大聖堂やガジ・ヒュースレフ・ベイ・モスクなどがあります。
また、サラエボから少し足を延ばしたところにあるモスタルという街には、オスマン帝国の影響を受けた旧市街や、世界遺産のスタリ・モストという有名な橋を見ることができます。
特に食費と交通費が日本と比べて非常に安いため、予算を気にせず外食や観光スポット巡りを楽しめます。
サラエボへの旅行でかかる主な費用
- 成田空港からの航空券費用(片道/8月):11万円〜16万円
- 宿泊(ホテル/1泊):約7,500円
- 食事代(1食あたり):560円〜1,100円
- 交通費(タクシー/1km):80円〜160円
- 水(5L):80円〜160円
2位:スコピエ(北マケドニア)
海外旅行 安い国 ヨーロッパ都市第2位は、北マケドニアの首都、スコピエです。
北マケドニアは、バルカン半島の南部に位置しており、ギリシャやブルガリア、アルバニアなどに囲まれた内陸国です。
マザー・テレサ生誕の地として知られる首都スコピエには、イスラム教の雰囲気が漂う旧市街や、スコピエの街を一望できる城塞跡などの観光スポットがあります。
宿泊や食事にかかる費用は安く、メジャーなヨーロッパ諸国にはない雰囲気があるので、「人とは違ったヨーロッパ旅行がしたい」と考えている人におすすめです。
スコピエへの旅行でかかる主な費用
- 成田空港からの航空券費用(片道/8月):12万円〜17万円
- 宿泊(ホテル/1泊):約6,400円
- 食事代(1食あたり):500円〜1,200円
- 交通費(タクシー/1km):60円〜130円
- 水(5L):60円〜90円
3位:クラクフ(ポーランド)
海外旅行 安い国 ヨーロッパ都市第3位は、ポーランドの首都、クラクフです。
ポーランドはバルト海に面した東欧の国であり、ドイツ、ベラルーシ、スロバキアと隣接しています。
首都クラクフの観光スポットには、世界遺産にも登録されている旧市街だけでなく、旧市街とは一味違った雰囲気のユダヤ人街・カジミエシュ地区などが有名です。また、車で約1時間半移動するとアウシュヴィッツ強制収容所もあり、見どころ満載のエリアとなっています。
旅行にかかる費用はイギリスやフランスといったメジャーな国と比べるとリーズナブルであるため、円安状況下の海外旅行先としてファーストチョイスになり得る都市です。
クラクフへの海外旅行でかかる主な費用
- 成田空港からの航空券費用(片道):12万円〜17万円
- 宿泊(ホテル/1泊):約7,900円
- 食事代(1食あたり):870円〜1,700円
- 交通費(タクシー/1km):80円〜180円
- 水(5L):60円〜140円
最後に
今回は海外旅行 安い国 ヨーロッパのトップ3をまとめてきました。ちなみに、交通費で言えば、ヨーロッパ最南端のマルタはバスが長期滞在者は無料だそうですよ!
円安でなかなか海外旅行も行きづらい状況ではありますが、行き先を考えれば十分楽しむことのできる旅行ができますので、ぜひ参考にしてみてください。